第三者を交えたことで離婚を回避
私の友人は、外国人の男性と結婚をしました。彼女達の結婚生活は、とても順調そうに見えたのですが、結婚して3年後に、離婚の危機を迎えました。それは、酔っぱらって帰宅した旦那さんが、彼女に結婚生活の不満を大声で言った上に、背中を強く押したことが原因でした。しかも、旦那さんが背中を押した瞬間に、彼女は壁にあたり、肩に痣を作ってしまったのです。彼女は次の日、かかりつけのお医者さんに、肩の状態を診てもらうとともに、何が起こったのか、事情を説明しました。彼女のお医者さんは、話を聞き終えてから、すぐにソーシャルワーカーに電話をして、その晩に、早速ソーシャルワーカーが警察官二人を連れて、彼女達の住む家を訪れました。
突然の訪問だった為、旦那さんはかなりびっくりした様子だったそうです。そして、彼女と旦那さんは、ソーシャルワーカーを交えて、話し合うことになりました。旦那さんの状況次第では、警察官が逮捕しなければならない可能性もある、とのことで、旦那さんは、ことの重大さに気づき、深く反省したようでした。しかし、それとともに、彼女自身も、普段旦那さんが優しいことをいいことに、結婚生活への不満を聞き出そうとしたことはなかったらしいので、反省したそうです。今回の件で、改めて夫婦の会話の重要性を見つめ直すことができたようで、現在彼女達は、いくら忙しくても毎晩、会話をしているそうです。第三者が入ってくることで、いい方向に向かうことができてよかったです。